3Dプリンタ「QIDI TECH X-One」体験記

　

　

　 3Dプリンタを買ってみたいけど、種類が多すぎて何を買えばわからないあなた！

　3Dプリンタに興味があるけど、実際に買おうかどうか迷っているあなた！

　そんなあなたのために、私ワタナベが、実際に購入して使ってみた3Dプリンタのレビューをお送りいたします。検討の一助となれば幸いです。

　

　まずは購入した機種のご紹介！

　QIDI TECH社の「X-One」です！

 

 

 

　なぜこれを買ったのか。理由は以下の通りです。

　価格が手頃

　そりゃね、庭先に油田が吹き出ている大富豪ならば、10万20万出して、中〜高価格帯の製品が買えるでしょうけど。ヒートベッドとノズルの隙間調整に万札を使えるみなさんであれば、ReplicatorやWanhaoやUp Plus2にと選択肢が広がるでしょうけど。最初に買ってみたい、というレベルで、手が出せる価格だったんですよね、X-One。

　価格のわりに性能が良さげ

　PLAとABS両方使えるし、ヒートベッドがあるし、フロントパネルで操作できるし、直交型で剛性も高い、と価格の割に、いろいろ頑張ってくれるんです。

 

　組み立てなくても良い

　自分で組み立てるほどの手間をかけたくない僕らだから。

　Amazonのレビューが半端なく良い

　米国Amazon、日本Amazon、ともにX-Oneの評価がとても良い！最初、ステマじゃないかと思ったぐらいに良い！

 

　必要材料が一式そろってて、すぐ印刷できる

 　買ってから気づいたのですが、本体はもちろん、材料のPLAが1巻、ヒートベッドから剥がすヘラ、ヒートベッドの高さを調整できるシート、SDカードおよびUSBコネクタ、USBケーブル、糊、テストデータにスライサーのソフトまで付属してます！3Dプリンタに必要な材料が、一式そろっています。

　テストデータの印刷だけだったら、PCすら要らないレベルです。

　※ただ、付属のヘラ、、金属製なのでヒートベッドにめちゃめちゃ傷がつきます！傷だらけのベッドを見て切ない想いを抱きたくない方は、早めに樹脂製のヘラに交換したほうがいいよ！

　サポートが良い

　当初、中国製かぁ……安かろう悪かろうだろうなぁ……と思っておりました。しかし、後述のとおり、梱包はとても丁寧。サポートも12時間以内に返答するポリシー！日本語は無理だけど、Excite翻訳の英語でもなんとか対応してくれます！

 

　……というわけで、購入し、使ってみた結果、コストパフォーマンスがとても良い製品だと思いました。最初の1台、入門機として最高だし、かといって入門機止まりではない性能を誇っております。X-One、お勧めですよ！

 

 　では続いて、実際に設置・操作してみた記録をお伝えします。

 　Amazonから注文して1ヶ月。日本海を渡り、X-Oneが到着しました。

 　ちなみに受け取り時、なんかわからない税金を2,000円程度、配達員さんに支払っています。（輸入消費税ではないか、とのコメントをいただきました）

 

 　開封してみると、

 

　とても丁寧に梱包されていることがわかります。日本製でもここまでやらないんじゃない…？というレベルの丁寧さです。

　ちなみにマニュアルは、付属のSDカード内にあるpdfファイルです。また、Youtubeで各種組み立て・交換作業が動画化されているので、そちらも参考にしてください。

 　梱包資材を外していきます。（ヒートベッドの下にあるスポンジは、タッチパネルを操作し、ベッドを上昇させて外しました）

 

　材料として、付属のPLAをセットします。

 

 　

　ヒートベッドと、ノズルの隙間が、ちょうどシート1枚分ぐらいになるよう、高さを調整します。隙間に差し入れて、ちょっとこするかな……？ぐらいの間隔です。この作業の動画が、SDカードのLeveling Video.mp4ですので、参考にしましょう！

 
　ヒートベッドおよびノズルを温めて、

 

　SDカードの50mm-towerを選択します。（※SDカードのフォルダ内は表示されないようです。SDカードのルートにあるファイルのみがタッチパネル上で表示されます）

　小気味良い音とともに、印刷を開始します。メカニカルな動きをうっとりと眺めましょう。

 

比較のために、完全にデフォルト値で印刷してますが、想像以上にキレイに仕上がってる予感！やばい楽しい！！(≧▽≦) pic.twitter.com/3wVjzVoJGt

— ろじぱら ワタナベ (@logipara_wata) 2016年12月11日

 

　完成しました！　

　こんな感じで、購入したセットだけで印刷ができてしまいます！(≧▽≦)

　3Dプリンタがあると、ちょっと欲しいアイテムがあると、すぐ印刷できるんですよ！これが、とても便利でしてね！

 

最近、日常生活でちょっと不便な事があるとサクッとCADって3Dプリンターで解決！という体験が便利すぎて後戻り出来ない感じになってる。 Amazonで買うより早いの、あながち間違いじゃない。 #Fusion360 pic.twitter.com/sz9MGvAw29

— 井上 恭輔 (@kyoro353) 2016年12月26日

 

　こんな感じで、3Dプリンタがありますと、モノづくりが便利になって、いろいろ生活が滾りますよ！イメージをすぐモノにできる生活、楽しいです！(≧▽≦)