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夜のピクニック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ( ゚Д゚) 青春だあああああああああ!

 ( ゚Д゚) 俺も80km歩くぅぅぅぅぅぅぅ!

 

 がっ…ぐあっ…ごもっ…(身悶えながら)…この青春ウェーブはキッツイぜ……。これはハチクロ級の衝撃だぜ……。

 全校生徒が一晩かけて80km歩く学校行事「夜間歩行」。辛い辛いといいながら、どこかで楽しみにしている3年目の夜間歩行が舞台です。これが終われば受験一直線。早くゴールしたいような、したくないような複雑な気持ち。それぞれが想いを抱いたまま、最後の夜間歩行に挑む……

 

 ( ゚Д゚) 青春だあああああああああ!

 ( ゚Д゚) 俺も80km歩(略)

 

 なんでしょう、「Q&A」といい、恩田陸は二人の会話を書くのが上手なんでしょうかね。もう高校3年生の初々しい気持ちが溢れ帰ってますよ!そういえば私の高校でも「強歩大会」と称した類似のイベントがありましてね!それは40km程度でしたけどね!なぜ私のときには、このような甘酸っぱいイベントがなかったのか……。

 

 

 男子校だったからだ

狼と香辛料 ・

 「このライノベがすごい!」の作品部門・キャラクター女性部門で1位となった作品。面白い!!オススメです!

 ファンタジーの世界を旅する豊穣の神ホロと行商人ロレンス……とくれば、さあどんな宝物が!?どんな魔法が!?と意気込んでしまいますが、主題は「商売」と「会話」という異色の作品。この本に対する私のイメージは、ゲーム「大航海時代」です。

 巻を進むにつれ、商売相手とのやり合いや、危機に陥ったときの逆転策などがどんどん洗練されていくんですよね。またホロに対するロレンスの会話も、だんだんと余裕が出てきたりして。読むのが本当に楽しかった本です!

イリヤの空、UFOの夏(1)〜(4)

 面白いッ!面白いぞおおおおおおお!!

 SFな舞台に少しずつ積み重なっていく謎。と思いきや、急にコメディタッチになったり、それでいて残酷な部分もあったりとまあ忙しいこと!この作品についてはストーリーに触れないほうがいいですな!ぜひ読んでみていただきたい!私はぐいぐい引き込まれました!

 秋山瑞人の作品は、いろいろな方から推薦されていたのですが、その理由がはっきりと解りました。1巻2巻まで読みましたが、この作品はかなりの魅力を持っていますね!とっとと4巻まで読んじゃいます!

【追記】

 秋山 瑞人

 ぐっじょーーーーーーーーーぶ!!щ(゚Д゚щ)

 侮れぬっ!ライトノベルと言えどもまったく侮れぬッ!3巻の中盤から4巻にかけての急展開がすごい!世界からコメディ臭は消え去り、残されたのは(ストーリーに触れるため検閲削除)

 ぐっじょーーーーーーーーーぶ!!щ(゚Д゚щ)

十角館の殺人

 絶海の孤島を訪れた大学ミステリ研究会の7人。その人間が一人、また一人と殺されていく。同時期に、元ミステリ研究だった男の下に、犯行を示唆するような手紙が届き……。

 ライトノベルの次にこれを読んだせいで、非常に教科書通りなミステリ小説、という印象を受けました。最後の犯人の独白が若干唐突だったかなー、と。

アヒルと鴨のコインロッカー

 ひさしぶりの伊坂作品ッ!

 前にも言ったかもしれませんが、伊坂の小説って「生理的に耐え難いほど醜悪な悪人」が結構出てくるんですよね。この作品は最初っから最後までその悪人がはびこっているので、ちょっと読むの辛かったです。でも読み始めると、途中で降りることはできないのよねぇ……。

 「どうせまた、伊坂的なトリックがあるんだろ?」と用心しつつ読んだのに、最後にはやっぱり術中にはまっていたことに気付かされるのね。もーすごいなー!伏線張られてるのにまったく気付かなかった!