ball03wls.gif (1536 バイト)スクウルミズギ キタ(1)ball03wls.gif (1536 バイト)

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すべてはろじぱら読者からの1通のメールから始まった。

 …早速ですが、ワタナベさまはスクール水着お好きでしたよね?先日、押し入れから以前わたしが使っていた水着が出てきたんですが、もし良かったらワタナベ様に差し上げたいと思ってご連絡しました。

 色はもちろん紺、形状は競泳用で、白の縁取りが入っております。(一応)名門女子校指定です。校章もばっちり入ってます。私はこれを中一から高三までの六年間つかっておりました。

 問題は、ワタナベ様は絶対に現役の子のを求めてるだろうに、本人はすでに卒業から×年も経ってしまっているという事ですが。もしご興味ありましたらご連絡下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 安西先生…水着が…欲しいです…。

 

 

 

 

 

 

 俺の返事:

 なななななななな!本当ですか!本当ですか!それは「中身付き」ってことでしょうか?いえ、いいんです!そんな贅沢は言いません!お願いです!送ってください!センドミィィィィィィ!

 

 相手の返事:

 ……わかりました!お送り致します。喜んでいただけて何よりです。捨てるよりもどなたか必要な方に差し上げた方が水着も本望でしょう。(←ちょっと違う)

 中身については、売約済みなので差し上げられません。

 

 

 

(ノT)ノ ⌒゜

 

 

 

 ええと、では送り先はどちらがよろしいでしょうか?

 1 ご自宅

 2 ワタナベさまが勤めていらっしゃる会社

 3 最寄りの郵便局に局留め

 ただ、どの方法にしろ「品名;スクール水着(使用済み)」って書く誘惑と戦わなくちゃいけないでしょうけど。

 俺の返事:

 すいません2だけは止めていただけませんか2だけは止めていただけませんか2だけは止めていただけませんか

 

 

 ――そんな微笑ましい(?)やりとりの後!ついに!ついに我が家に神が光臨されたのでございますよ!

 スクール水着が我が家に!

 


 

 みーんみんみんみんみんみんみんシャッ。 <昼間から遮光カーテンを閉めた

 「それ」は厳重に梱包され、普通郵便で送られてきました。

 二重包装の中、手紙とともに「それ」は静かに丸まっていました。

 

 

 …これが…スクール水着…。

 

 

 女子高生三種の神器はセーラー服・ブレザー・スクール水着・ブルマーと言われていますが(三種?)、その中の一つ「すくうるみずぎ」を私は手に入れたのです!苦節25年!辛いこともありました!エロゲに走ったこともありました!しかし!私は人生の金メダルを手にいれたのです!ぶらぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

 

 

 みーんみんみんみんみんみんみん………

 

 

 …。

 

 …さて。これをどうしよう。

 せっかくですから、とりあえずまじまじと観察してみましょうか。ほほー。これが肩紐かあ。ほー!ここがおっぱい部分、ってことは!ここが!ここがあのもっとも重要にして甘美な部分を隠している部分なんですね!おおおおおおおおおおおおおおお!

 

 

 みーんみんみんみんみんみんみんみんみん…

 

 

 …つまらん。しばらく引っ張ったり裏返したりしてみましたが、どうも面白くありません。

 ではお約束!女子中高生の残り香を楽しむというのはどうでしょう!これはアイドル寝起きドッキリでの定番です!王道です!ぼぼぼぼボクは変態じゃないよ!普通の人間だよ!でも興味あるでしょ!つーか皆さんもそれを期待しているでしょう!ふんがー。ふんがー。(鼻の穴二倍)

 

 

 

 ナイロン臭。

 

 

 …………つまらん…。

 

 そうです。私は、「スクール水着を着ている女子高生」には興味SINSIN☆なんですが、「女子高生の着ているスクール水着」にはほとんど興味がないのです!よくブルセラショップで「使用済みの制服」が売ってるようですが、買って女性に着せてPLAY♪以外の用途が思い浮かばないのです!やはり中身がなければ!<もっと早く気づけよ

 しかし、これで楽しまなければネタのために送料まで負担してくれた送り主に申し訳ありません。「着せてえっち♪」以外に楽しむ方法はあるのでしょうか?レッツシンキン☆

 @ 高級な額縁に丁寧に飾り、絵画のごとく愉しむ。

 A 交通安全のお守りとして、通勤カバンに忍ばせる。(事故ったら大変だから、注意力倍増)

 B お風呂に入れてダシをとり、女子高のプールをシミュレートする

 

 …だめです。どれもパッとしません。特にBあたりを実行すると怒涛のごとく客がひくような気がします。うーん。どうしよう。何かいいアイディアは…。うーん。うーん。(悩

 

 

 ――そのとき、悪魔が耳元で囁いたのです。魔がさしたとしか言いようがありません。「スクール水着」という慣れないアイテムを手にしたせいで、判断能力が鈍っていたんです。普段だったらそんな事、思いもよらないはずなんです。しかしあの極限状況において、冷静な判断が下せなかった俺を、いったい誰が私を責められましょうか。私は好奇心のなすまま、神をも畏れぬ世界へ踏み込んでしまったのです。

 

 

 

 

 

 悪魔の囁き。

 

 

 

 

 

 

 着てみたい。

 

 

 

 

 その2へ続く。

 




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