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※この話は1999.4.2の日想からの抜粋です。

 友人のハードディスクがアクセスできなくなったそうです。いえ、原因は分からないんですけどね。その中に結構重要なデータとかが入っていたそうです。

 で、破損したハードディスクからデータを読み出してくれる会社があるんですよ。ただ値段は張りますけどね。

 その会社のホームページに「まずこれを試してください」という項目があったそうです。ま、トラブルシューティングですね。

 「電源がはいっているのを確認する」「コードが逆にささっていないか注意する」「30cmの高さから床に落とす」

 ・・・へ?この項目は何だ?友人は疑問に思いながらも実行したそうです。ええ。床に落としたそうです。それでも故障は直らない。それで、その会社に電話したそうです。

「あのー、ハードディスクが故障したようなのですが・・。」

「床に落としましたか?」

「・・・ええ。」

「どのように?」

「ですからこうやってこのように・・・。」

「あ、それではだめです。横ではなくて縦に落としてください。」

「・・・縦っすか?」

「ええ、縦に数回おとしてください。」

「・・・数回ですかあ?」

 

 で、数回落としたら直ったそうです。

 詳しい話はわかりませんが、中の円盤が結露でくっつくことがあるそうです。その場合、落とすとその円盤がはがれて直るそうです。

 しかしこのハイテク(死語)の時代に「落とす」などどいう真空管時代の修理方法が効くなんて。うちのコピー機も調子が悪い時、右脇閉めてボディーブローしたら直ったことがあったなあ。ていうかこんな直し方している人間がパソコンを売っていいのだろうか。